初めての厳冬期山スキー

友人が連休に山スキーに行こうと誘ってくれたので、ちょうど我々の中間ほどにある岐阜に集まり、乗鞍岳周辺の山で厳冬期山スキーデビューとなった。
前日に平湯温泉スキー場の急斜面でひたすらパウダー練習をしたが、山でうまく滑れるのかは正直分からなかった。
当日、シール登行で初めてのラッセル。友人と交代で、あえてトレースを使わずに登っていった。登りは登りで面白い。夏山の一般登山とは全く違う、どこをどう歩いても良い、自分で目的地までのルートを描くことができる。斜面を登る角度の違いや地形の弱点をうまくつくかどうかによって、体力の消費量が大きく異なってくる。ルートファインディングも重要なスキルであると同時に山を楽しめる側面の一つだ。
ある程度行ったところで、昼飯を食べつつ、ピットチェック講座とビーコンによる捜索練習をしてもらった。

その後、さらに登ってからいよいよ滑走。この日は雪質がとても良かった。パウダーが大量でどうせスピードが出ないので、あまりビビらずに滑ることができた。(比較的間隔の広い樹林帯を選んで滑走したのもあった)
リズムよく滑れたり、止まろうとしてコケたり、木にぶつかりそうになってコケたり、何もないところでコケたりしたけど、雪にまみれるのも楽しかった。
自分の足で山と地形図を見ながら頭で考えて山を登った後、スプレーを巻き上げならがパウダーを滑り、テレマークターンで体が浮き上がることで浮遊感を感じ、またパウダーの中に入っていく…。僕の周りのテレマーカーはこれに病みつきになっているのか…と少しだけ分かった気がした。
連休にパウダーが当たって最高の山スキー日和に、自分のために計画してガイドまでしてくれた友人にとても感謝している。もともと仲の良かった学生時代からの地元の友人と、大人になって居住地が300km以上離れても、山を通して頻繁に遊べるなんて、なんて素敵なことなのだろうか。厳冬期山スキーデビューは最高の思い出になった。
今回はピークハントをしなかったものの、雪山にスキーで行って、滑って帰るという一つの夢が叶った。もっと上手になって、冬の山旅を楽しみたい。

友人が撮影してくれていた。脇が開いちゃってるね。

こちらは友人。どんな斜面も難なく滑っていて、めちゃくちゃ気持ちよさそうだった。最近新調したというRabのウェアがかっちょいい。