山のこと、道具のこと。

山行

夏の終わりの北アルプス大縦走

4泊5日、テント泊で北アルプスを縦走してきた。

ルート

初日は室堂から入り五色ヶ原で一泊。二日目はスゴ乗越・薬師岳を越え薬師峠で一泊。三日目は薬師沢まで降りて雲ノ平へ登り返し。四日目は高天原まで降りて野天温泉を楽しみ、温泉沢を遡行し温泉沢ノ頭から尾根歩きで水晶岳・鷲羽岳と踏んで三俣山荘のテント場で一泊。最終日は三俣蓮華岳・双六岳と踏んで新穂高へ降りる。

装備

レイヤリングは肌に近い方から順に

  • ミレーのアミアミ
  • 半袖Tシャツ + アームカバー
  • マウンテンハードウェア エアメッシュロングスリーブ
  • パタゴニア フーディニ・ジャケット

これにプラスして雨具上下とダウンジャケット・ダウンパンツという感じ。基本はTシャツで必要に応じてエアメッシュロングスリーブかフーディニ、もしくはその両方を脱ぎ着していた。今回初めてフーディニを導入してウィンドシェルと雨具を分ける形にしたが、これがめちゃくちゃ良かった。軽量で出し入れがしやすく、雨具よりサラリとしていて使い勝手が良く、フーディニが名品と呼ばれる理由が分かった。

ザックは雪山で使っているアークティック48を持って行ったが、ザック自体が重いのと背面が暑くて夏山縦走用の45L前後で1kg以下の軽量ザックが欲しくなってしまった。(帰宅してからドイターのグラビティを買った。)

ツェルトかテント、どちらを持っていくかかなり悩んだが、予報の台風の接近や秋めいた気温にビビってステラリッジ2型を持っていった。食料や水も含めて最終的なパックウェイトは14kgほどになった。

記憶

初めて4泊も北アルプスに行くということでやや緊張した。室堂ターミナル内の階段を登っただけで心臓がバクバクしてこれ大丈夫か?となっていたが、実際に登り始めると意外と大丈夫で、前週に丹沢で歩荷トレをしていたのもあって体力的な問題はなかった。とにかく日差しが強くて暑くて、それがしんどかった。

体力以外での課題はやはり睡眠だろうか。テント場でお酒を飲む時間がとても楽しみだったが、飲み過ぎると鼻が詰まって全然眠れなくなってしまうのであまり飲めなかった。普段飲んでいる鼻炎の薬を面倒くさがらずに山にも持っていくべきだと感じた。あとは分かってはいたがミレーのあみあみのパンツは寝るのには向いてない。メリノウールの着心地がいい下着に変更したい。

行動中の記憶としては、いつか行けたらいいなと思っていた雲ノ平が天気にも恵まれて最高だった。夕方、暑くてテントを換気しようと思って入り口を開けた時のアーベントロートが綺麗すぎて目に焼きついている。

自分にとって初めての野天風呂である高天原温泉も良かった。温泉に入った時に感じる「あ〜」が大袈裟ではなく無限に続くくらい気持ちがよかった。湯温も適温で、時間が許すならずっと入っていたかった。

薬師・鷲羽・水晶といった名峰に登れたのも良かった。鷲羽岳周辺では雨が降っていて眺望には恵まれなかったのが残念ではある。楽しみにしていた鷲羽池はその存在さえ確認できなかった。今後、伊藤新道をやってついでにもう一度鷲羽に登ったりしても良い。それか読売新道と繋げるとか。双六岳での天空の滑走路もガスってしまったのでまた行きたい。

今回、この縦走は自分を含め3人で行ったが、気さくなお二方の性格もあって、歩いてる途中やテント場でも本当に楽しく過ごすことができた。誘っていただいて本当に感謝している。

写真

金作谷カール
金作谷カール

ホシガラス
ホシガラス

鷲羽岳から三俣山荘を見下ろす
鷲羽岳から三俣山荘を見下ろす

今回はミラーレスは持っていかずにPixel6でRAW撮影してPCでRAW現像した。